空飛ぶ町の物語 1話あらすじ

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2018年4月12日放送「空飛ぶ町の物語」1話の放送内容を簡単にまとめたものです。
より詳細な情報はアーカイブ動画をご確認ください。

 

 

◇ドラマパート
「鳥の国」「魚の国」という二つの国の間に存在していた地域「アウェイク」。
この地域は、二つの国のちょうど中間くらいに「渡りの塔」と呼ばれる石造りの塔を持っていたものの、それ以外はまったく未開拓の原野であった。

そんなアウェイクがある夜、突然青白い光を放って、空へと浮かび上がる。
あまりに現実離れした事件に、二国は揺れた。

翌日、二国の住人はアウェイクが完全に空島化したことを知る。
この事実を受け、彼らはある詩の一節を思い出した。

「天上の枝に鳥宿るとき 祝福のつぼみが開くだろう
雲海の面に魚光るとき 希望のしぶきが立つだろう」

これは二つの国に伝わる古い叙事詩。
この詩の示す場所がアウェイクであると確信した彼らは、それぞれの思いを胸に、開拓へと向かうのだった。

さて、開拓者たちは空島の発着場に到着したとき、あるものを目にした。

「ようこそアウェイクへ!開拓のお供におひとつお持ちください。お役立ち間違いなし! C-3フルマ」
などと書かれた看板と、その隣に山積みになった手のひらサイズの小さな木箱だ。
開拓者たちは、よくわからぬまま木箱を持って開拓へと向かった。

これが空島アウェイクの開拓の始めであるという。
(これらの説明は、「ユキリア旅行ガイドブック 第158号」なる書物から引用された内容のようです。 ※書き起こし担当者より)

 

◇ラジオパート
開拓者たちが持ち帰った木箱から、突然青年の声が聞こえる。
声は自らを「フルマ」と名乗り、木箱の説明を始めた。

この木箱は「ラジオ」と呼ばれる装置で、遠くの声を手元へ運ぶマジックアイテムだ。
彼は学校の卒業研究で作ったラジオに可能性を見い出し、多くの人に配布できるチャンスを待っていた。
空島が誕生したとき、彼はここぞとばかりに、持てるだけのラジオを持ってアウェイクへとやってきたのだという。
(発着場の木箱は彼が置いたのでしょう。 ※書き起こし担当者より)

フルマは「島民の情報交換にラジオを使いたい」「みんなに知らせたいことがあれば、手紙などで知らせてほしい」と提案。
周囲で起きた事件事故、生活の知恵やお店の広告など、なんでも構わないので教えてほしいとも。

ラジオ放送の第一回として、彼は地図の見方と、アウェイクの地理について話し始めた。

(クリックで拡大)

まず、地図について。

地図は上が北を示している。
ここアウェイクでは、住所をアルファベットと数字の組み合わせで示すのだという。
たとえば「D-8」「M-3」といった具合だ。

次に、地理について。
彼によれば、地図中央の塔は「渡りの塔」と呼ばれていた旅人の目印。
現在は塔付近(数字で1~2)に店を開こうとする者が多く、この辺りは中心街になるだろう、とのこと。
また、外側に行くほど(数字が大きくなるほど)静かな地域になるとも。
(このあたりの話は、彼の予想を多分に含んでいそうです。 ※書き起こし担当者より)

なお、地図に描かれている山や湖、川などは、名前がついているかどうかすら知らないとのこと。

そして番組の終わり際、彼は思い出したように開拓者へ呼びかけた。
「赤い宝石のついた装飾具を見ませんでしたか? この装飾具に関する噂や情報、なんでもいいので教えてください」