【空町】3話あらすじ&制作後記

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2018年5月3日放送「空飛ぶ町の物語」3話の放送内容を簡単にまとめたものです。
より詳細な情報はアーカイブ動画をご確認ください。

 

 

◇ラジオパート
フルマはG-7にあるグリス教会が主催するフリーマーケットに足を運んだ話を始める。
きっかけは、B-2に住むバッドラック・ベティから届いたこんな手紙だった。

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私はベティ。
人は私を……いや、その話は置いておこう。

私が紹介したいのは、G-4にある教会前で開かれるフリーマーケットだ。

ここにはアウェイクのいたる所から人が集まり、思い思いに持ち寄った品物を並べる。
開拓で消耗してしまった道具や服などを補充する者がいれば、生活を充実させてくれる食器などを揃える者もいる。

驚かされたのは、自作のポエムを売っている青年がいたことだ。
それも鳥の言葉、魚の言葉、それぞれの分が用意してあった。
私にポエムは分からないが、彼のような若者が生み出す詩編が、開拓で疲れた人々の心を癒すこともあるのかもしれない。

このフリーマーケットはまだ始まったばかりで、とても観光などをするような場所ではないが、ここにはアウェイクの人々の生活がある。
十分に名所ではないかと、私は思う。

フルマ殿も一度、訪れてみるといい・・・皆も歓迎するだろう。
そしてきっと皆、こう思うのだ。

「フルマが……フリマに……」
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フリーマーケットは盛況であり、フルマは「真の混沌に恐怖する原初の闇が垣間見た絶望宝石店」なる宝石店の出張販売などを楽しんだと語る。
しかし、フルマの本当の目的はフリーマーケットそのものではなかった。
U-10に住むフォーファルから、こんな手紙を受け取っていたのだ。

———-
あらあら、初めまして。フルマ殿と言うのね。私はフォーファル。
鳥の国にて麗しき鳥の一族として生まれたのよ。
まぁ、今はそこまで関係のないことなのですけれど。
そうだ、1つ提案があるのだけれどよろしくて?
一か月に一度くらいの間隔で大きな市場を開催するのは如何かしら?
そんな夢のような市場が始まったのなら、恐らくこのアウェイクではまだ出回っていない、「ソラベリー」と呼ばれるとっても美味なベリーのパイでも作って持っていきますのに。
ふふ。お一人でベラベラと申し訳ないわね。
私は山の方に住んでおりますの。この山からの眺めはとても良いものですのよ。
せっかくですから展望台でも作ろうかしら!
うふふ、それでは失礼?この空飛ぶ町の繁栄を願っておりますわ。
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この「大きな市場」をここで開けるのではないかと考えたフルマは、フリーマーケットの主催であるグリス教会を訪れていたのだ。
グリス教会には、先の手紙をフルマに出したフォーファル本人も来訪していた。
グリス教会のバーレル神父、フォーファル、そしてフルマは仮の実行委員を立ち上げ、
教会前で市場のフェスティバルを行うことにしたのだった。

フェスティバルの広報担当となったフルマは、視聴者に呼びかける。
「現在、フェスティバルの実行委員は、スタッフと出店者を募集しています。
スタッフ希望の方は「どんな市場にしたいか」という提案と意気込みを、バーレルさんに話してください。
また、出店者希望の方は、「どんなお店を出したいか」を簡単にまとめて、こちらもバーレルさんに提出してください」

続いてフルマは他に届いたメールを紹介する。
先週呼びかけた「アウェイクの名所を教えて欲しい」という質問へのレスポンスだ。
その中では「山の上から見るアウェイクは格別(E-7 エナ)」「光る麦畑の中に佇むパン屋の話(P-10 ダイコン・タベタイ)」などの話が語られた。

フルマは「引き続きアウェイクの名所についてのお便りも募集する」と付け加え、放送を終えた。

今週フルマから行われた呼びかけをまとめると、以下の二つ。
・フェスティバルの実行委員(スタッフ)か出店者になりませんか?
スタッフ希望者は「どんな市場にしたいか」という提案と、簡単な意気込みなどをバーレルに話して欲しい。
出店希望者は「どんなお店を出したいか」などを、バーレルに届け出して欲しい。

・アウェイクの名所について教えてください。
アウェイクにある面白い場所、きれいな場所、不思議な場所などを教えて欲しい。

 

 

◇制作後記
今回もたくさんのメールありがとうございました。

さて、今回はじめて、プレイヤーキャラクターであるフォーファルが、ゲームマスターの手によって動かされました。
こういったことはロールプレイ・メールではよく発生します。
とはいえ、皆さんの身にこういうことが起きても、あまり気負う必要はありません。
現実に何かしらの実務が発生するわけではないですし、責任が発生するわけでもないからです。
このあたりは気楽に構えて、むしろ好き放題できるチャンスだと思っていただければと思います(笑)。

ドラマパートは今回はお休み。
ラジオパートに比べると準備が必要ですので、ちょっと時間がかかるんですよね。
早めに続きを出したいなあと思っています。こちらもお楽しみに。

それから、ひとつロールプレイ・メールについてのティップスをお伝えしようと思います。
この世界には、何一つとして確かなものはありません
この世界で起きていることはすべて『語られているだけ』であり、
フルマをはじめとした語り手の錯覚・勘違いであるだけの可能性もあるわけです。
ここはTRPGと大きく違う部分です。

ですから、無理に整合性を取る必要はありません。
「これをすると他の人の発言と食い違ってしまう」
「これをすると他の人の行動を縛ってしまう」と思っても、
面白ければ堂々と突っ込んでみてください。
それが意外なドラマを生み出すきっかけになるかもしれません。
みなさんの強気なメール、お待ちしております!

ゲームマスター1号 古町みゆき